ペルーで出逢った笑顔

日本を出発して約24時間、地球の反対側に位置するペルーのリマに到着。 以前から一度は訪れてみたいと思っていた国なので、長旅の疲れもあまり感じられない。 ペルーといえばナスカの地上絵を連想すると思います。私もとりあえずそこを目指すことにしました。 描かれたいろいろなパターンを撮影するには上空からがベストで、しかも太陽光の関係で、早朝か夕刻に限られます。 セスナから見る地上絵は想像以上に広い範囲に点在しており、驚きと感動の気持ちで撮影をしました。 地上絵とともに有名なのがインカ帝国時代に築かれたマチュピチュの遺跡。 遺跡へ行くためナスカからクスコへ出発。 次第に標高が高くなる 山道を走り、途中の村で宿泊。村では子どもたちの無邪気な笑顔に出逢い、 疲れた身体に心地よい涼風が吹き抜けたようだった。やっとクスコに着く。それにしてもひどい山道をよく走ったものだ。 しかし、たまたま太陽の祭りがあり、祭典の厳粛な儀式に見とれてしまう。マチュピチュへはここから列車と バスで4~5時間。そこはまさに天空の遺跡。 撮影していると、高山に住むリャマとアルパカが現れ、いい写真が撮れて大満足!クスコに戻り、 インカの聖なる谷へ向かう途中青空市場が開かれていた。笑顔で私を迎えてくれたおばさんの前には地元で採れた、 新鮮な野菜などがいっぱい並べられていた。この後、幾つかの学校を訪問することが出来ましたが、 なかでも印象に残っているのが美しいティティカカ湖の浮き島にある小学校。 明るい太陽の下で子どもたちの笑顔が溢れていた。 (世界の学校のページで紹介しています) 又、鏡のような湖面に浮かぶ葦船は一枚の絵を見ているようで美しい。 去りがたい気持ちを押さえてペルーを離れ、帰国の途についた。