カリブ海の南のはずれ、南米大陸までほんの25kmのところに浮かぶ小さな島、アルバ。 太陽の日差しが激しく照り付け、逃げ場がないくらいの強烈な暑さだ。 島の内部は荒涼とした砂漠が延々と続き、砂丘あり、サボテンの森あり、 岩山や洞窟ありで、小さい島ながら変化に富んだ自然景観を楽しめる。 そして、アルバの何よりの魅力は、真っ白な砂浜の向こうに広がる、透きとおった海。 この世のものとは思えないほどの美しさだ。 島の中をジープで走り回って汗だくになったら、透明な海にまっすぐ飛び込む。 空と海の間に挟まれ、そのまま溶けてしまいそうな、至福の境地だった。 |