キュラソーで出逢った笑顔

カリブ海に5島あるオランダ領の島の中でもっとも大きいキュラソー。 パステルカラーの壁にレンガ色の屋根をのせた、おとぎの国のような古い街並が楽しい。 キュラソーは人口約17万人のところ、なんと79もの国籍を持つ人々が住んで いるという。島では様々な言語が飛び交っているが、もっとも広く使われているのは、 スペイン語、オランダ語、カリブ英語が混ざってできたパピアメント語と 呼ばれる言語だ。アルバ、キュラソー、ボネールの3島でしか話されていない ユニークな言語だ。町を一歩出ると、島の中は自然がいっぱい。 そして、島の周りはサンゴ礁に囲まれている。こんなに空が青くて、海が透明で、 太陽が輝いているのなら、泳がないわけにはいかない。 写真撮影もそっちのけで、島を走っては海に飛び込み、また走っては飛び込み、と 泳いでばかりの数日間だった。海辺で出会ったたくさんの笑顔は、 実際撮影できた数よりも、 ずっと多くのスナップが心のアルバムに貼られている。